QRコード決済とは?
QRコード(バーコード)を使った決済方法をQRコード決済と言います。スマートフォンで事前に登録することで、自分用のQRコードを用意することができます。事前にチャージした金額の範囲内で自由にキャッシュレス決済が可能になるのはもちろん、クレジットカードと紐づけることでオートチャージし、利用限度額を上げることも可能です。日本ではお財布を持っていなくてもスマホがあれば決済が可能という手軽さから、20代、30代の利用が広がっています。海外では、たとえば中国などクレジットカードよりもQRコード決済が主流という国もあります。
支払い時のスキャン方法は、①利用者がコードを読み込むユーザースキャン方式と②店側がコードを読み込むストアスキャン方式の2種類があります。
①ユーザースキャンの利用方法
- STEP1 自分のスマートフォンのカメラ機能を立ち上げ、店のQRコードを読み取る
- STEP2 金額を入力して支払いを行う
- STEP3 店側に支払いを確認結果を提示して終了
②ストアスキャンの利用方法
- STEP1 自分のスマートフォンで利用するQRコードアプリを起動
- STEP2 店に自分のQRコードを提示し、読み取ってもらう
- STEP3 支払いが完了
ユーザースキャンとストアスキャンの違いは、文字通りどちらがスキャンをするかです。
ユーザースキャンのメリット・デメリット
ユーザースキャンの場合、お客様のスマホのカメラ機能一つで支払いが済み、店側は自店のQRコードをボードで店頭に表示するだけで済みます。端末の購入やレジの連携などが不要であり、初期投資を抑えて導入が可能です。しかし、ユーザーがスキャンする場合は、消費者側に支払い操作をやっていただくため、金額の入力ミスに注意し必ず確認をしなければなりません。また、過去には店頭表示のQRコードを入れ替えられ、誤った入金先に入金を誘導してしまうという事件も発生しているため、QRコードの管理にも注意が必要です。お客様のスマホの故障や電波状況が悪い場合にも決済ができないことがある、というのもデメリットです。
ストアスキャンのメリット・デメリット
ストアスキャンの場合は、ユーザー側はQRコードを提示するだけなので、手間がかからず負担が小さいというメリットがあります。レジと連携させれば、会計金額をそのままQRコードからお支払いいただくため金額ミスが生じません。デメリットは、レジや端末などの初期費用がかかることです。店側が安定的にスキャンできるように通信環境を整えたり、POSレジと連携させたりする必要があります。
スキャン方法 | ユーザースキャン | ストアスキャン |
---|---|---|
消費者の手間・利便性 | ✕ カメラで読み込み、金額の入力が必要 | 〇 店側にコードを見せるだけ |
会計ミス | ✕ 金額をユーザーが入力するため ミスが起きやすい | 〇 レジ金額をそのまま支払うため ミスが起きにくい |
導入のハードル | 〇 店用のQRコードを 用意するだけ | ✕ 端末やレジなど スキャンに対応する必要がある |
QRコード決済の代表的な種類と特徴
スマートフォンを使ったQRコード決済は、お財布を持たなくても利用できる手軽さから人気となっています。利用者として特に多いのが20代、30代の日常的にスマホを利用している層ですが、上の世代にも少しずつ広がってきています。QRコード決済にはPayPay、LINE Pay、メルペイ、楽天ペイ、d払いなど、さまざまな種類があります。ここでは代表的なものをご紹介します。
1. PayPay
PayPayは、ソフトバンクとYahoo! JAPANの合弁会社であるPayPay株式会社が運営しているQRコード決済。日本国内でのキャッシュレス決済普及を目指して2018年にサービスを開始。政府のキャッシュレス決済推進政策やPayPay独自の利用者向けキャッシュバックキャンペーンなどが奏功した結果、急速に利用が広がりました。QRコード決済会社の利用者数第1位となっています。チャージ方法は銀行振り込みとクレジットカード。未認証ユーザーは月の利用額が10万円までに設定されますが、本人確認を行うことで上限の拡大が可能です。友人との割り勘払い機能など、
2. LINE Pay
LINE PayはLINE株式会社が運営しているQRコード決済で、2014年からサービスが始まりました。LINEアプリに組み込まれているサービスのため、利用ハードルが低いのがポイント。PayPayと同様に入金は銀行振り込みとクレジットカードの両方が使えます。以前はPayPayと同様利用額の上限が月10万円でしたが、引上げが可能になりました。LINEを使って気軽に友人に送金したり、LINEギフトを送付したりといった買い物以外の使い方があるのも特徴です。
3. メルペイ
メルペイはフリマアプリの運営会社であるメルカリ株式会社が運営している決済サービスです。メルカリの売上金をそのまま支払いに利用できるというのが大きな特徴です。そのため日常的にメルカリを利用する人にとっては利便性の高いQRコード決済です。その反面、メルカリを利用しない人にとってはあまり馴染みがなく、メリットも得にくいと感じます。メルペイは銀行振り込みかセブン銀行のATMによる入金が可能ですが、クレジットカードの紐づけができないのも注意点です。そのかわり、メルペイスマート払いという独自の後払い方式にも対応しています。
4. 楽天ペイ
楽天ペイは楽天株式会社が運営する決済サービスです。日常的に楽天でネットショッピングを楽しんでいる人にとっては使いやすい決済種別です。利用により楽天ポイントを貯めることができるので、楽天カードを愛用している人にとってはQRコードを使って楽天ポイントが貯められるので大きなメリットがあります。
5. d払い
d払いは NTTドコモが運営する決済サービスです。利用によりdポイントを貯めることができるので、ドコモユーザーにとっては嬉しい決済方法です。銀行の他、クレジットカードによるチャージも可能です。
6. アリペイ
アリペイは中国の大手企業アリババグループが運営するコード決済です。中国は韓国、イギリスに次いで3番目のキャッシュレス大国。特にQRコードの利用率が9割という特徴を持っています。中国で最大手のコード決済であるアリペイは、インバウンド対策として導入を決める店舗も多いようです。まだ日本国内での利用は限定的ですが、決済端末大手も中国をはじめとしたアジア圏のキャッシュレス決済に対応する動きを活性化させています。
以上のように、楽天ユーザーには楽天ペイ、ドコモユーザーにはd払いというように多様なQRコード決済が存在することで、ユーザーそれぞれが自分にあった種類を選択している様子が伺えます。そのため、どれか一種類のQRコード払いに対応すれば足りるということはなく、網羅的に導入した方が導入メリットが大きいと言えます。
多彩なQRコード決済を一度に導入する方法
QRコード決済の導入は、一社一社運営会社に加盟の申し込みをしなければならないと思っていませんか?決済端末によっては、一度の申し込みで複数社のQRコード決済の導入が可能になります。さらにマルチタイプの決済端末なら、クレジットカード決済や電子マネー決済など、キャッシュレス決済のすべてを一本化できます。
契約期間に縛られず、30種類以上のキャッシュレス決済が一度に導入できるマルチ端末Mr.Hunt001を知っていますか?4G/LTE内蔵のため持ち運んで利用いただけるため、レジ横での利用はもちろん、テーブル決済やイベント会場、屋外施設や客先でも利用いただけます。
QRコード決済をご活用いただけるシーン
「QRコードを色んな場所で使いたい!」というニーズが広がっています。QRコード決済の良いところはなんと言ってもスマートフォン一つで利用できる使い勝手。たとえば音楽イベントやフードフェス、露店など数百円単位の物品を買う時に、小銭のわずらわしさを感じることなくスマホ決済ができれば、身軽に楽しめます。
持ち運びが可能なキャッシュレス端末Mr.Hunt001は、居酒屋やレストランといった固定店舗だけでなく、Jリーグスタジアムやイベントなど、さまざまなシーンで利用されています。業種別にキャッシュレス決済をご活用いただけるシーンをまとめました。
イベント
30種類以上のキャッシュレス決済手段の導入が可能なオールインワン型決済端末なら、お客様をお待たせしない、スムーズなイベント運営が実現します。
小売り・店舗
さまざまな決済方法に対応することでお客様の利便性を追求し、立ち寄ってもらえる、リピートしてもらえる店づくりを目指します。インバウンド対策にもお勧めです。
美容室
ハンディタイプの決済端末なら、お席での決済も可能に。キャッシュレス利用によるポイント還元など、お客様に喜んでいただけるお店づくりに貢献します。
外商・訪問サービス
訪問先でも使えるキャッシュレス端末をお探しの方に。LTE内蔵のMr.Hunt001なら、30種類以上の決済方法をどこでも自由にご利用いただけます。
クリニック・医院
患者様に優しい病院づくりの一環として、多彩な決済方法をあなたの医院にも導入してみませんか。見やすい大型タッチ式ディスプレイのため、どなたにでも快適にご利用いただけます。
自治体・市役所
窓口会計業務のスマート化なら、Mr.Hunt001におまかせください。すでに多くの市町村で導入実績があり、POS機能を使った商品別管理の活用事例もございます。
飲食店
テーブル会計を導入したい、レジとお席を行き来する手間を減らしたい、会計の待ち列を解消したいなど、飲食店様ならではの課題を解決できるオールインワン決済端末です。
タクシー
タクシー専用のキャッシュレス決済端末をご用意しております。交通系電子マネーをはじめとした30種類以上の決済種別を導入することで、お客様が「選んで乗りたいタクシー」に。
寺社・仏閣
キャッシュレス決済の導入は、初詣シーズンの混雑解消や外国人観光客対策にもぴったり。端末1台であらゆる決済が完結するMr.Hunt001なら、はじめてのキャッシュレス導入にも安心です。
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