キャッシュレス決済とは?
キャッシュ=英語のcash=つまり現金を用いない決済方法をキャッシュレス決済と言います。具体的には、キャッシュレス決済とは、現金の代わりにクレジットカードや電子マネー、コード決済等を使用して代金を支払うことを指します。
買い手側はその場で現金を持っていなくても、キャッシュレス決済会社を通して立て替え払いできるので、利用者にとってとても便利な決済方法です。店側としても、現金を持っていない人に対しても即座に売買を成立させることができるため、メリットがあります。
キャッシュレス決済の種類
日本で代表的な3つのキャッシュレス決済についてまとめます。
1.クレジットカード
国内のキャッシュレス決済の8割以上がクレジットカードによる決済だと言われています。経済産業省のデータによると、2022年のキャッシュレス決済利用状況は36.0%(111兆円)であり、その中でも84.5%(93.8兆円)がクレジットカード利用によるものでした。
出典:経済産業省ホームページ「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」より
日本でクレジットカード決済が広まったのは、1960年代です。JCBのシェアが高かったため、標準的な仕様やサービスの設計、加盟店獲得など、JCBがクレジットカードの普及に多大な貢献をしました。その後、インターナショナルカードが発行されるようになり、国際ブランドであるVisa、Master、American Expressなども広く日本で流通しました。
クレジットカード決済は、さまざまなキャッシュレス決済の方法の中でもさまざまな世代の方に親しまれています。キャッシュレスという目に見えない取引ですが、クレジットカードの場合はカード型であることから、ポイントカードや図書カード、クオカードと似たイメージで利用に抵抗を感じにくい方も多いようです。
2.QRコード決済
スマートフォンを使ったQRコード決済も、キャッシュレス決済の一つとしてよく利用されています。20代、30代の日常的にスマホを利用している層を中心に、幅広い人気があります。特徴としては、スマートフォンを持っていれば決済できるため、お財布を持っていなくても決済ができるという点です。QRコード決済にはLINE Pay、PayPay、メルペイ、楽天ペイ、d払いなど、さまざまな種類があります。
QRコードの決済方法には2種類あります。
ストアスキャン方式
顧客がスマホの画面から提示した個人のQRコードを店側が読み取って決済する方法です。ストアスキャン方式で行うには、レジがQRコードスキャンに対応している必要があります。
ユーザースキャン方式
消費者が店舗のQRコードを読み取り、金額を入力して支払う方式です。店専用のQRコードを用意すれば足りるため、レジの入れ替えをしなくても良いのですが、その反面、金額の入力を一般顧客側が行うため入力ミスがないよう店舗側が確認を行わなければなりません。
電子マネー決済
電子マネー決済には、大きく分けると交通系電子マネー決済と、流通系電子マネー決済があります。
交通系電子マネー
交通系電子マネーとは、Suica、PASMO、Kitaka、manaka、IKOCA、はやかけん等の公共交通機関が発行している電子マネーを指します。電車で通勤・通学している人にはもっとも馴染みのある電子マネーです。通勤・通学定期として利用している交通系電子マネーを使ってコンビニで飲み物を買うなど、比較的少額をタッチ決済で日常的に利用している方も多いようです。
流通系電子マネー
流通系電子マネーとは、WAON、nanaco、楽天Edyなどを指します。運営元企業の店舗でお買い物をするとポイントが還元されるのはもちろん、提携先の利用でもポイント加算の対象となったり、割引キャンペーンが開催されることもあるため、使い方次第ではとてもオトクな決済方法です。近所のスーパーやコンビニなど、よく利用する場所が流通系電子マネーを発行している場合は、利用条件や特典を調べてみるのがお勧めです。
異なるキャッシュレス決済手段を一度に導入する方法とは?
さまざまな種類があるキャッシュレス決済ですが、かならずしもどれか一つを導入検討しようと選ぶ必要はありません。マルチ決済端末を選べば、一度に複数の決済手段の導入が叶います。
Mr.Hunt001なら、クレジット決済、QRコード決済、電子マネー決済を含む30種類以上の決済手段を1枚のお申し込み書で導入できます。
決済方法01 クレジットカード決済
VISA、Master、JCB、American Express、Dinersへのお申込みが可能です。
決済方法02 QRコード決済
LINE Pay、PayPay、メルペイ、楽天ペイ、d払いなど10種類以上のQRコード決済(スマホ決済)に対応できます。
決済方法03 電子マネー決済
Suica、PASMOなどの交通系電子マネーと、waon、nanacoなどの流通系電子マネーを導入できます。
キャッシュレス決済の支払い方法
キャッシュレス決済の種類によって、選択できる支払い方法が異なる点にも注意が必要です。そのため、同じ人でもキャッシュレス決済の種類によって「いくら使えるか」が変わってきます。
クレジットカードの支払い方法
クレジットカードの支払いは、後払いが基本です。各月の締め日が設定されており、約定日に口座より引き落としがされます。たとえば、「末締め・10日払い」なら10/31までに利用したクレジットカードの金額が翌月の11/10に引き落としになります。
限度額はその人の収入やカード会社との取引歴、信用によって異なります。限度額の範囲内であれば比較的大きな買い物にも対応できるというのがクレジットカード払いの特徴です。
QRコード決済の支払い方法
LINE PayやPayPayなどのQRコード決済は、前払い方式に分類されます。事前にチャージした金額の範囲において決済を利用することが可能です。特にストアスキャンの場合はQRコードを提示するだけで支払いが済むため、スピーディーな決済が実現します。しかし、残高不足に陥ると再度チャージをする手間がかかるため、少額を利用している人が多いようです。
少し面倒ではありますが、利用時に残高を気にしておくと、スムーズな利用ができるようになります。また、クレジットカードと紐づけることで後払いを実現するサービスなど、QRコード決済とクレジットカード決済の融合も進んでおり、ストレスなく使える方法も増えてきています。
電子マネー決済の支払い方法
電子マネー決済の場合は、QRコード決済と同じくプリペイド形式もありますが、後払いやデビット(即時払い)にも対応しています。日常的に電車を利用する方の中には、オートチャージを利用している方もいるかと思います。
電子マネー決済はさまざまな支払い方法に対応していますが、やはりクレジットカードと比べると利用限度額が小さいのが特徴です。メインのキャッシュレス決済方法として電子マネーを採用するのではなく、駅周辺ではSuicao、イオンではWAONというようにオトクな電子マネーを使い分けている人も多いようです。
マルチ決済端末の場合は?
Mr.Hunt001の場合、30種類のキャッシュレス決済の入金を一本化できます。
- キャッシュレス決済の導入は、契約や請求、入金などの手続きがバラバラで面倒。
- 管理がしにくいので一本化したい。
そんな方にはマルチ決済端末、Mr.Hunt001がお勧めです。
キャッシュレス決済の使い分け方
次に、キャッシュレス決済の使い分け方についてご紹介します。
比較的まとまった金額の決済に最適なのは?
金額の大きなキャッシュレス決済には、クレジットカードが最適です。理由は、収入や過去の利用履歴などをもとに利用限度額が設定されるため、比較的大きな枠をもらえることも多いからです。また、クレジットカード各社が積極的にポイント還元サービスなどを用意しているため、お得に利用できるケースも多いからです。
スピーディーな決済に最適なのは?
タッチ決済が可能なクレジットカードや、電子マネー。クレジットカードの中にはタッチ決済が可能なものもあり、利用金額によっては暗証番号入力も不要です。また、QRコード決済もストアスキャン方式の場合は、コードを提示するだけで決済が終わるためスピーディーな決済方法だということができます。
注意点はいかなるキャッシュレス決済方法の場合も通信が発生するため、電波状況が悪いと決済にも時間がかかることがあるという点です。Wi-Fiなのか、LTEなのかなど使用する通信方法によって速度が変わることがあります。
少額の決済に最適なのは?
お財布を持たずにふらっとコンビニまで…そんな時には、QRコード決済がお勧めです。スマホだけ持っていれば買い物ができるのでとても便利です。注意点としては、オートチャージを設定していない場合は、チャージがないと使えない点。また当たり前ですがスマホの充電がないと、使えないことにも注意しましょう。
決まったお店の決済には?
スーパーやコンビニ、通販など、自社ブランドのキャッシュレス決済手段がある場合は、そちらを利用することでポイント還元や値引きなどの特典を受けられます。電子マネー決済の中には、カードタイプだけでなくスマホで使えるモバイルタイプの同サービスが提供されている場合もありますので、これ以上カードを増やしたくない、という方にもお勧めです。
どんな種類のキャッシュレス決済に対応すべきか?
消費者側のキャッシュレス決済の利用状況が分かったところで、次に事業者側が対応しておくべきキャッシュレス決済の種類とその導入方法について簡単にご紹介します。
クレジットカード決済の導入方法
最初に対応したいキャッシュレス決済の種別は、クレジットカード決済だと言えます。国内のキャッシュレス利用の8割以上がクレジットカードであり、個人の信用度に合わせて幅広い利用限度額の設定があるため購買促進に繋がりやすいからです。コード決済各社もクレジットカード事業に参入したり、提携を進めたりという動きをしているため、今後もクレジットカードの利用は安定的であると見られています。
クレジット決済の導入には、端末やレジの準備が必要となるため初期投資費用がかかります。しかし、オールインワンタイプのマルチ決済端末を利用することで負担を最小限に抑え、30種類以上のキャッシュレス決済に一度に対応することも可能です。
QRコード決済の導入方法
次に対応したいのが、QRコード決済。少額の利用などは、スマートフォンを使って簡単に済ませたいという若者から人気です。
飲食店の場合、PayPayに対応することで「割り勘払い」ができるという点も人気の理由となっています。また、中古販売やディスカウントショップなどは、メルカリの売上をそのまま買い物に使えるメルペイとの相性が良いのも特徴です。
また、インバウンド対策として、QRコード決済への対応がお勧めです。中国からの観光客からのニーズで特に多いのが、AliPay(アリペイ)の利用。中国国内で買い物をするときと同じ感覚で、日本でも使えるのでお客様にとってはとても便利です。
海外系キャッシュレスの導入方法が分からない、一度にたくさんのQRコード決済種別に対応したい…そんな時はマルチ決済が可能な決済端末の導入がお勧めです。ポスレジや専用のiPadなどがなくても、端末一つで現金決済と30種類のキャッシュレス決済種別に対応できるため、キャッシュレス対応を小さく始めたい方からも支持をいただいています。
電子マネー決済の導入方法
「毎月●日はオトク」といった流通系電子マネー独自の特典や、電車通勤の合間にキオスクで買い物ができるといった交通系電子マネー独自のメリットを求めて、電子マネーの利用がしたいと考える人も増えています。電子マネー決済に対応する場合は、クレジットカード同様、決済端末の用意が必要です。
決済種別を少しずつ増やしていった結果、いくつもの端末や店頭提示ボードなどでレジ周りがごちゃごちゃにやっている店舗をよく見かけます。30種類以上の決済種別を一度に導入できるマルチ決済端末の導入で一本化すれば、レジまわりがスッキリします。
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